見本
KANTE
報告書番号 KR-2026-000(見本)
発行日 2026年11月20日
受け入れ検査 報告書問い合わせ自動応答ツール(AIチャット)の受け入れ検査
- 依頼者
- A社(架空)
- ベンダー
- B社(架空)
- 検査の対象
- 問い合わせ自動応答ツール一式(補助金で導入)
- 検査日
- 2026年11月14日・15日
- 検査の方法
- オンラインで、管理画面とテスト用アカウントを操作
- 検査者
- 小島 岳広(Kante)
- 照らし合わせた資料
- 契約書、見積書、導入目的のヒアリング記録(2026年11月10日)
確かめた結果
合致 契約・目的のとおりに動くことを確かめた。
要確認 確かめきれなかった、または契約に決まりがなく、ベンダーへの確認が必要。
不一致 契約・目的と違う動きを確かめた。
まず目を通していただきたいこと
- 会話の記録が、契約より短い3か月で消える設定になっています。契約書では12か月の保存です。不一致(A3)
- 料金の質問に、改定前の料金で答えます。20問のうち1問で起きました。料金表を差し替えても答えが変わらず、資料の反映の仕組みに原因がある可能性があります。不一致(B1・C3)
- 操作マニュアルを受け取った記録がありません。見積書の納品物に含まれています。要確認(A4)
この報告書は、ツールを受け取るかどうかを決めるための材料です。検収(受け取るかどうか)の判断は、依頼者が行います。検査では、ツールの設定やデータに手を加えていません。見つかった点を直すのは、ベンダーの仕事です。
見本
KANTE
報告書番号 KR-2026-000(見本)
ベンダーに確認・依頼すべきこと
| 急ぎ | 内容 | 関係する項目 |
| 高 | 会話の記録の保存期間を、契約どおり12か月にするよう依頼する。すでに消えた記録があるかも確認する。 | A3 |
| 高 | 改定前の料金で答える原因を確認する。あわせて、資料を差し替えたときに答えに反映される手順と、かかる時間の説明を求める。 | B1・C3 |
| 中 | 案内が足りなかった2問について、資料の足し方や設定で補えるかを確認する。 | B1 |
| 中 | 操作マニュアルを受け取る。すでに渡したという回答なら、いつ・どの方法で渡したかを確認する。 | A4 |
| 中 | 管理画面に2段階の認証をかけられるかを確認する。契約の範囲外のため、費用がかかるかも確認する。 | C1 |
3か月後の再検査で見ること
| 直っているか | A3(保存期間)、B1(料金の答え)、C3(資料の反映)を、今回と同じ方法でもう一度確かめる。 |
| 崩れていないか | B1の20問をもう一度入力し、今回の答えと1問ずつ比べる。提供元の更新や、資料・設定の変化で、答えが変わっていないかを見る。 |
検査の範囲
見たもの
- 管理画面の設定と、利用者の一覧
- お客様側の画面での動き(パソコン・スマホ)
- 契約書・見積書との照らし合わせ
見ていないもの
- ベンダー側のサーバーと、プログラムの中身
- 大量のアクセスが来たときの動き
- 外部からの攻撃への強さ
記録の一覧
| 記録1・2 | 機能の操作画面と、利用者一覧の画面写し(別紙、9枚) |
| 記録3・4 | 保存期間の設定画面の写し、納品物の照らし合わせ表(別紙) |
| 記録5〜8 | 入力した質問と、ツールの答えの全文。入力した日時つき(別紙) |
| 記録9〜11 | 資料の設定画面の写し、範囲外・資料にない質問と答えの全文(別紙) |
何を、どの手順で確かめ、どうだったかは、別紙の記録でたどれます。Kante 小島 岳広